石膏の下あごの模型にのせたノンクラスプデンチャーの写真。歯ぐき色の樹脂の床と人工歯、残っている歯に掛かる透明な樹脂の部分
得意とする治療 三

オーダーメイド義歯

Custom Denture

いまの入れ歯の違和感や
噛みにくさに、お悩みの方へ

保険の義歯は、限られた材料と設計の範囲の中で、パターン化してつくられます。オーダーメイド義歯は、材料にも設計にもそうした制約がなく、患者さまお一人おひとりのお口に合わせて自由に設計し、そのお口に適した材料を選んでつくる義歯です。

一

保険義歯との違い

オーダーメイド義歯保険義歯
素材金属床・チタン・
ノンクラスプ など
レジン(プラスチック)
厚み薄い(金属床なら 0.5 mm)厚い(2–3 mm)
食事の温度熱が伝わり、感じやすい感じにくい
適合精度高い低い
噛み心地より自然に近づく違和感が出やすい
見た目金具を見せない
設計が可能
金属の留め具が
見える

保険義歯は、「とりあえずの噛む機能」を低コストで回復することに特化したしくみです。日常生活の質——食事の楽しさ・見た目・話しやすさ——を本気で追求すると、自費の選択肢が必要になります。

石膏の上あごの模型にのせた、金属床の部分入れ歯の写真。上あごを横切る薄い金属のフレームと、歯ぐき色の床と人工歯、奥歯に掛かる金属の留め具
二

適応となる方

三

当院の義歯作成の特徴

一

二段階の精密な型取り

まず、一度目の型取りを行い、それをもとに、詳細な設計図とカスタムトレー(患者さま専用に設計された、オリジナルの型取りのトレー)を作成します。一度目の型取りの際には、必要に応じて、咬合力の検査なども行います。二度目の型取りでは、作成されたカスタムトレーと、GC 社の入れ歯の型取り専用のシリコン印象材を数種類組み合わせて、お口の中の形や、舌やお口の中の筋肉の微細な動きを再現する、精密機能印象を行います。

石膏の模型にのせた部分入れ歯の写真。広く覆う金属のフレームと、歯ぐき色の樹脂の床と人工歯
二

試適

完成義歯と全く同じ形状の仮の義歯を作成し、お口への適合を細かく確認します。細かな適合不良や、その他の問題がある場合は、再度設計を調整し、理想的な適合が得られるまで完成には進みません。

三

装着後の調整

義歯は、食事や会話など日常の筋肉の動きを可能な限り考慮して作成しますが、それでも、患者さまの日常生活のすべての動きを完璧に再現することはできない場合があります。これには個人差があり、作成後に全く調整を必要とされない方もいれば、数か所の調整が必要になる方もいます。そのため当院では、実際に使用していただいた後の確認を必ず行い、必要な場合には微調整を加えます。この微調整が終わって初めて、本当の完成だと当院は考えております。

四

経験豊富な技工士との連携

義歯の良し悪しを大きく左右するもう一つの要素として、義歯を作成する技工士の経験と技術があります。当院では、シケン社の、長年オーダーメイド義歯を作成してきた専任の技工士と、設計段階から緻密な連携を取り、作成いたします。

石膏の模型にのせた、部分入れ歯の金属のフレーム。歯ぐき色の床と人工歯をつける前の状態
四

製作の流れ

口腔診査

義歯作成に必要な検査を行います。

一度目の型取り

設計

精密印象

入れ歯作成のための専用のシリコン印象材とカスタムトレーを用いて、型取りを行います。

咬合採得

上下の噛み合わせの位置を決定します。

試適

仮の義歯で、適合・見た目・発音・噛み合わせなどを確認し、修正します。

完成

完成した義歯をお口の中に合わせて、必要に応じて微調整を加えます。

実際の使用後の調整

実際に使用していただいた後、問題がないか確認し、必要に応じてさらに微調整を加えます。

石膏の模型にのせた部分入れ歯の写真。磨かれた金属のフレームと、歯ぐき色の樹脂の床と人工歯
五

費用

ノンクラスプ金属床(コバルトクロム)¥275,000
ノンクラスプ金属床(チタン)¥363,000
金属床ノンクラスプ(片側欠損・両側処理)¥203,500
金属床ノンクラスプ(片側欠損・片側処理)¥187,000
ノンクラスプデンチャー(中間の 1–3 歯)¥132,000
磁性キーパー(歯の根に固定する側)¥27,500
磁石(義歯に埋め込む側)¥16,500
修理 — 留め具(クラスプ)¥22,000
修理 — 割れ・破折¥33,000
修理 — 歯を足す(増歯)¥44,000

表一費用(自費診療・税込)

使いながらの修理にも対応しています。割れた・人工歯が取れた・留め具が折れた——全部つくり直しになる前に、部分修理で長く使っていただけます。

医療費控除の対象です

製作期間・通院回数・複雑さで変わるため、初診のときに概算をお伝えします。

石膏の下あごの模型にのせたノンクラスプデンチャーの写真。歯ぐき色の樹脂の床と留め具が、残っている歯を包むように掛かっている
六

よくあるご質問

問

入れ歯と、気づかれませんか

答

ノンクラスプデンチャーや、設計を工夫した金属床義歯では、笑ったときに入れ歯と気づかれないことが多いです。完成前の試適で、見た目を確認できます。

問

手入れは、難しいですか

答

お手入れの方法は保険義歯と全く同じです。食後の取り外し洗浄と、夜間のつけ置き清掃が基本です。日常生活に組み込める範囲で、当院で具体的な使い方をご指導します。

問

壊れたら、修理できますか

答

割れた、人工歯が取れた、留め具が折れた——多くの場合、修理できます。全部つくり直しになる前に、部分修理で対応していきます。

問

寝ている間は、どうすればいいですか

答

就寝中は外して、義歯洗浄剤に浸して保管します。歯ぐきを休ませることが、長期的な健康維持につながります。

問

何歳でも、つくれますか

答

年齢制限はありません。80 代・90 代の患者さまでも問題なくつくれます。むしろご高齢の方ほど、適合の良い義歯による生活の質の改善効果が大きいことが多いです。

まずは、ご相談から

いまの入れ歯のお困りごとから、うかがいます。
ほかの選択肢もふくめて、お話しします。

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