
治療は、悪くなったところを元に戻すものです。けれど、どれほど精密な治療でも、削る前・抜く前の天然の歯にはかないません。だから私は、予防に全力を注いでいます。記録を重ね、担当の歯科衛生士とともに、生涯にわたって皆さまのお口を共に守っていきます。
症状のないときにも、歯科医院でお口を確かめるのはなぜか。理由は、三つあります。
虫歯や歯ぐきの病気は、はじめのうちは痛みなどの症状が出にくいことがあります。症状が出る前に小さな変化に気づくことが、歯を守ることにつながります。
ていねいにみがいていても、歯と歯のあいだや、歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)には、汚れが残りやすいところがあります。ご自宅でのケアに、歯科医院でのケアを重ねることが大切です。
歯並びや噛み合わせ、これまでの治療、汚れの残りやすいところ。お口の状態は人によって違い、時間とともに変わっていきます。だから予防も、その方のお口に合わせた専門的なプランニングが必要です。
いまのお口を知り、記録し、比べ、整える。当院の予防は、次の六つの取り組みからなります。
いまお困りのことだけでなく、ふだん気になっていることや、これまでの経緯にも耳を傾けます。お口の状態の背景を知ることが、その方に合った予防の出発点です。診療室は個室ですので、周りを気にせずにお話しいただけます。
3D スキャンやレントゲン、各種の検査で、お口の状態を継続的に記録し、小さな変化を見逃しません。3D スキャンとは、歯や歯ぐきの形を、立体のまま写し取る記録のことです。レントゲンでは、歯の内側や歯を支える骨など、外からは見えないところを確かめます。
一度の記録からわかるのは、その日のお口の状態です。記録を重ね、以前の記録と比べることで、少しずつ進む変化が見えてきます。比べた記録は、丁寧にご説明します。

毎日の歯みがきでは落としきれない汚れを、歯科衛生士が取り除きます。当院では担当衛生士制をとり、毎回同じ衛生士が、お口の変化を把握しながらメンテナンスを行います。小さな変化に気づけるのは、前回・前々回の状態を知っている目です。
汚れの残りやすいところは、歯並びや、みがき方の癖によって一人ひとり違います。医院できれいにした状態を、ご自宅でも保てるように、その方のお口に合ったみがき方をご提案します。

次に来ていただく時期は、お口の状態とリスク(虫歯や歯ぐきの病気になりやすさ)に合わせて、一人ひとり決めます。記録と、担当の歯科衛生士の目でとらえた変化が、その判断を支えます。
次のようなことに、思い当たることはありませんか。
一つでも当てはまるときは、歯ぐきの病気や虫歯などのサインかもしれません。お早めにご相談ください。
予防・メンテナンスは、治療が終わった方のためだけのものではありません。いま症状のない方の、メンテナンスのための通院を歓迎します。
まずは、ご相談から
症状のあるなしにかかわらず、
月〜土 9:00–13:00 / 15:00–19:00 日祝 休診